薄毛治療で後悔していること5つを紹介していきます。
私自身が薄毛治療をしていく中で、「もっとこうしておけば良かった」という後悔もそうなんですが、 口コミや質問、相談内容などで多くの方がこんなことで「後悔した」「もっとこうすれば良かった」という意見がたくさん寄せられています。
それでは、薄毛治療の『後悔あるある』の中で特に多かったtop 5を紹介して いきます。
\この記事はこんな人にオススメ/
- AGA治療を始めたいけれど、治療薬や方法に迷っている人
- AGA治療に後悔したくないと思っている人
- AGA治療薬のリアルな体験談を知りたい人
- 薄毛に悩みながらも、治療への第一歩を踏み出せずにいる人
薄毛は、自分で自分の薄毛に気が付くまでに時間がかかります。
私も家族親戚をたどれば明らかにねハゲることは、遺伝的にはわかります。それでもまさか自分がハゲるなって当事者としては思わないものなんですよ。
薄毛だと認めたくないというか・・・
<参考にしている資料>
- 厚生労働省 厚生労働省ホームページ
- 日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
- KEGG MEDICUS KEGG NETWORK/DISEASE/DRUG データベース
※KEGG MEDICUS は、日本、米国、欧州の医薬品情報を化学構造と成分の観点から一元的に集約したデータベースです。
※KEGG MEDICUS は、医療現場においても利用できるサービスとして、2015年10月に東京理科大学薬学部の「宮城島 利一客員教授」が講演されています。
薄毛治療で後悔しがちな5つのこと
薄毛治療を始める際、多くの人が後悔しがちなことがあります。
治療を進める中で気づいた点や、他の人からの意見を参考にしながら、これから治療を始める方に役立つアドバイスを紹介します。
今回は、薄毛治療における後悔するポイントを5つにまとめました。
その他、AGA治療薬で後悔した事例はコチラから!
1. もっと早く治療を始めておけばよかった
薄毛は進行がゆっくりで、初期段階では自分の髪の状態に気づかないことが多いです。遺伝的に薄毛が進行しやすい人でも、気づくタイミングが遅れることがあります。
20代後半の結婚する前の話ですが、高校時代の友人に久しぶりに会ったとき、「お前、頭頂部だいぶ薄くなってるぜ」と言われました。しかしその時は、「イヤイヤ、まだ20代。まだまだ大丈夫でしょ。」と薄毛を否定していました。
数年後・・・薄毛を自覚。
結婚式でミリオンヘアーを買って使用したところ、結婚式に参加した友人から「アレ?お前、頭頂部増えてない?」とミリオンヘアを使ったことがバレてしまいました。
最初に指摘されたときに、薄毛になっている変化を自覚して、薄毛治療を開始していれば、今のようなハゲで悩むことはなかった。と思います。
私のように、自分で自分の薄毛を認められない人って多いと思います。髪の毛の微妙な変化や、自分のそもそもの生え際の位置、後頭部の髪の量を細かく知ってる人は少ないです。
薄毛に対する自覚があるかないかに関わらず、20代後半になったところで薄毛治療を始められれば、予防治療という形で早い段階でやっておくべきだと思います。
実際に薄毛治療をした人の口コミで多いのは、薄毛治療をしても一長一短でサッと生えてくることはない。とのこと。素晴らしい最先端技術を使っても1ヶ月で生えてくるような治療法はないということです。
そのため、なるべく早い段階で予防しておく、治療しておく、ということが大切です。
薄毛治療は効果が出るまでに時間がかかるため、早期の予防が重要です。
- 薄毛が進行する前に、20代から予防治療を始めることが推奨されている
- 治療が遅れると、髪の毛の再生に時間がかかることが多いので、早期の対策が効果的
2. 効果のない育毛剤は避けるべき
世の中に出回っているたくさんの育毛剤。何でもいいわけではありません。
市場にはさまざまな育毛剤がありますが、実際に髪が生える成分が含まれている製品は非常に少ないのが現実です。
口コミや有名ユーチューバーが「この育毛剤を使ったら髪の毛が生えた」 と言っています。しかし、ほとんどが、『案件』であったり『PR』である可能性が高い。
多くの製品は効果が不確かで、口コミや広告に惑わされがちです。育毛剤を選ぶ際は、信頼性の高い成分を確認することが大切です。
厚生労働省が認めている、世界的に髪の毛が生える成分は「ミノキシジル」です。
「ミノキシジル」以外の有効成分は、科学的な実証データがほとんどないことが多いです。
ミノキシジルは、本当に髪の毛が生えるということから、育毛剤ではなく発毛剤と言われています。呼び方も分けられているほど明確に効果の差があります。
よって、髪の毛を育てるものではなく、髪の毛が生えるミノキシジルが入った発毛剤を選びことが大切です。
- 最も効果が確認されている成分は「ミノキシジル」
- ミノキシジルが含まれている製品を選ぶことが最優先
- 他の成分は科学的なデータが少ないため、まずはミノキシジルを使用する
ミノキシジル外用薬の効果については以下の通り、日本皮膚科学会のガイドラインでも述べられています。
CQ3:ミノキシジル外用は有用か?
推奨度:A
推奨文:ミノキシジル外用を行うよう強く勧める
(男性型脱毛症:5%ミノキシジル,女性型脱毛症:1%ミノキシジル).解説:ミノキシジルの有用性に関して,男性型脱毛症に対する14件のランダム化比較試験41)~54)と1件のシステマティック・レビュー55),女性型脱毛症に対する10 件のランダム化比較試験56)~65)と1件のシステマティック・レビューが実施されている66).
まず男性型脱毛症に関しては,2%ミノキシジル液を用いた 5 件のランダム化比較試験41)~45)を解析した,924名の男性被験者を対象とした観察期間 24 週のシステマティック・レビューにおいて55),2%ミノキシジル群ではプラセボ群に比べ,脱毛部の総毛髪数がベースラ
インより平均で 20.90 本(95%信頼区間 9.07~32.74)と有意に増加した.引用元:日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
3. フィナステリドを早くから使用するべきだった
フィナステリドをもっと早くから飲んでおけば良かった。
フィナステリドは内服薬(飲み薬)として薄毛の進行を抑えるのに効果が高いとされている成分です。
前述で解説した、ミノキシジル外用薬(塗り薬)と フィナステリド 内服薬(飲み薬)。この2つが現代のAGA治療薬として定番と言われています。
私自身、飲み薬に対していい印象を持っていません。フィナステリドは効果が高い分、副作用もあり服用することを躊躇する人も多いようです。
薄毛治療をしている多くの人は薄毛治療を始めた当初、フィナステリドを服用せずにミノキシジル外用薬だけで対策をしていますが、年齢を追うごとに薄毛の進行具合が速くなってきます。薄毛の進行=抜け毛量が増えるということです。
発毛剤のミノキシジル外用薬だけでは無理があると気づきます。抜け防止「守りの処方薬」のフィナステリが必要になってくるわけです。
フィナステリドは、男性型脱毛症(AGA)の進行を抑える飲み薬で、ミノキシジルと組み合わせることでより効果的に薄毛を予防できます。多くの人が薄毛治療を始める際にフィナステリドを取り入れていますが、できるだけ早期に始めることで、進行を抑えることができます。
- フィナステリドは、薄毛の進行を抑え、髪の毛の維持に効果的
- 副作用が気になる場合も医師の適切なアドバイスのもと服用する
フィナステリド内服薬の効果については以下の通り、日本皮膚科学会のガイドラインでも述べられています。
CQ1:フィナステリドの内服は有用か?
推奨度:A
推奨文:男性型脱毛症にはフィナステリドの内服を行うよう強く勧める.一方,女性型脱毛症には行うべきではない.解説:フィナステリドは,テストステロンをより強力なジヒドロテストステロン(DHT)に変換する II 型5-α 還元酵素に対する阻害剤である17).フィナステリド内服の有用性に関して,男性型脱毛症に対する 1 件のシステマティック・レビューと12件のランダム化比較試験,また女性型脱毛症に対する 1 件のランダム化比較試験が実施されている17)~29).
先ず男性型脱毛症に関しては,12 件のランダム化比較試験を解析した,3,927名の男性被験者を対象とした観察期間 12 カ月~24 カ月以上のシステマティック・レビューにおいて,脱毛部 1 cm2 あたりの硬毛数は投与 6 カ月後(p<0.001),投与 24 カ月後(p<0.001)のいずれの時点でもフィナステリド投与群がプラセボ群より有意に増加していた29).また,性機能障害については相対危険度が 1.39(95% CI,0.99~1.95)とフィナステリド投与群がプラセボ群より上昇する傾向があるとしている29).引用元:日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
4. ダーマスタンプ(ローラー)を早く使えばよかった
ダーマスタンプ(またはダーマローラー)は、皮膚に微細な針を使用して微小な穴を開ける美容ツールです。ミノキシジルと併用することで効果が高まるとされ、世界中で広く使用されています。日本では認知度が低いですが、薄毛治療には非常に効果的な方法です。
ダーマスタンプは、スタンプ型(垂直に針を押し当てる)であるのに対し、ダーマローラーはローラー型(針が付いたローラーを転がす)で、使用方法が異なります。
薄毛治療において「もっと早くダーマスタンプを使えばよかった」と感じる理由は、いくつかの共通した体験に基づいています。
まず、多くの方が薄毛が進行してから使用を始め、「早い段階で対処していれば、もっと髪を維持できたかもしれない」と後悔しています。薄毛は進行性の場合が多いため、早期対応が重要です。
また、実際に使用してみて抜け毛の減少や産毛の発生を実感し、「これほど効果があるならもっと早く始めればよかった」と驚く声も多く見られます。
さらに、使用前に抱いていた「痛そう」「扱いが難しそう」といった不安が、実際に使ってみると取り越し苦労だったことに気付き、手軽さに驚いたという意見もあります。
加えて、育毛剤やミノキシジルとの併用が薄毛改善に大きな効果をもたらしたことで、「この組み合わせをもっと早く知りたかった」と後悔するケースも多いようです。
- 針を使って頭皮に微細な傷をつけ、血行を促進し、髪の毛の再生をする
- 使い方を誤らなければ、効果的に髪の毛が生える可能性が高くなる
5. セルフ治療も可能であることを知っておく
AGA治療は専門クリニックに頼らなくても、自宅でセルフ治療を行うことができます。ミノキシジルやフィナステリドを自己責任で使用することが可能で、オンラインで処方された薬を購入することもできます。クリニックに通う必要がないため、コストを抑えることができます。
そもそもAGA治療薬(AGA治療)は、日本の公的医療保険制度において、AGA治療は保険適用外とされています。
これは、AGAが生命に直接的な影響を与える疾患ではなく、主に外見や美容上の問題として扱われているためです。そのため、AGA治療薬の購入や治療を希望する場合、ほとんどのケースで自己負担による『自由診療』となります。
- オンライン診療や海外からの薬の購入で、セルフ治療を行える
- セルフ治療でも効果が得られる場合がありますが、慎重に進めることが大切
しかし、AGA治療薬を個人で輸入することに対し厚生労働省はリスクがあると警鐘を鳴らしています。
医薬品等の個人輸入は健康被害などの危険性があります
医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、体外診断用医薬品又は再生医療等製品(以下「医薬品等」という。)を、海外からインターネット等を利用して取り寄せ、又は外国の旅行先で購入して持ち帰る等(いわゆる個人輸入)して、使用される方がいらっしゃいます。
しかし、そうした医薬品等は、日本国内で医薬品医療機器等法を遵守して販売等されている医薬品等に比べて、次のような保健衛生上の危険性(リスク)があります。資料:厚生労働省ホームページ
まとめ|AGA専門クリニックで早期対策が安心で安全!
後悔しがち「あるある」の5番目で ”セルフでも安価に治療薬を手に入れらる” と解説していますが、私自身は個人輸入でAGA治療薬を選ぶのではなく、クリニックを通じて治療を行うことが適切だと思っています。
クリニックでは、医師が患者の状態を診断し、適切な治療薬や治療計画を提供してくれるため、安全で効果的な治療が期待できます。また、治療の進行に応じたアドバイスや副作用の管理も医師のもとで行われるため、安心して治療を続けることができます。
多くの人が薄毛治療で後悔する理由は、「もっと早く始めればよかった」というものです。
薄毛は進行性であり、時間が経つほど改善が難しくなるため、早期のAGA治療が重要です。特に進行が浅い段階で治療を始めると、発毛効果も得やすく、悩みを早く解消できます。また、治療を成功させるには、自分に合ったクリニック選びが欠かせません。
費用を重視するなら月額コストを比較し、対応を重視するなら丁寧に話を聞いてくれる医師がいるかを確認しましょう。さらに、独自の技術を持つクリニックは、最新の治療法を提供している場合が多く効果的です。
失敗しないための選び方は、「AGAクリニック選び13選」で詳しく紹介しています。